介護サービスの問題のひとつに、例えばデイサービスの利用者がグループホームに入居を希望する場合、家から離れた遠くの地域にしか空きがなく、今までの施設と経営者が異なるため、介護サービスの内容や職員の接遇に違和感を感じるといった環境の変化によるストレスが高齢者にとって大きな負担となることが挙げられます。
そこで一貫した介護サービスが受けられる新しいタイプの複合型施設をご提案いたします。介護施設が一ヶ所に集中することにより、高齢者はもちろん、ご家族にかかる介護負担も軽減できます。また、事業者とっては、介護保険制度や地域環境に変化があっても、需要に合わせた介護サービスを提供することができます。
私たちは、医療・介護・住居機能を備えた開放型の複合施設「メディカルコンプレックスセンター」を提案しています。同センターの入居者は、バリアフリー化や緊急時対応に配慮した高齢者向け住宅で暮らしながら、必要な時にいつでも医療や介護サービスを受けることができます。また施設内の診療所、温泉施設、レストランなどを地域住民に開放することで、生活交流の場も生まれます。こうした質の高い医療福祉サービスの提供は、経営の安定を促進するだけでなく、地域社会を支える基盤のひとつになると思われます。
copyright©2001- 医院開業はドクターサポートネット.All RightsReserved.